仮面ライダーディケイド

実は響鬼編が初めての視聴。
ボクの仮面ライダーはクウガがギリギリ世代で剣はネタで、
あとカブトと電王が数話だけという程度。
とりあえず響鬼の音撃戦士はデザインが好み。
　
この世界が原作の響鬼と大きく違うところは、音撃道三流派が対立関係にあること、
ヒビキさんが鍛えることをやめてしまったこと。
そして何より、憎しみで戦い続けた果てには自身が魔化魍と化してしまうこと。
　
前半一話で師匠達の現状を見せ、後半は弟子達三人が団結しそれぞれ師から鬼を継承する描写。
他の二人とは違い、形式的ではなく精神を受け継ぐ形で響鬼を継承し、
師のヒビキであった牛鬼を倒すアスム少年。
台詞もなく、ヒビキさんが一瞬たりとも元に戻ることもない、ただ無言での別れが切ない……。
そして、アスムに道を示し心を通わせたのは、本人が何を言おうと海東だと思う。
　
ディケイドとともに戦う響鬼はアスムだった。
ＦＦＲのディスクアニマル・アカネタカと音撃鼓への三段変形は素晴らしかった。
そして何よりディケイド(＋アスム響鬼)・ディエンド、轟鬼・ザンキ(顔出し)、天鬼・イブキ(顔出し)と
それぞれの音撃が重なりひとつの音楽となったシーンは心動いた。
　
とりあえずモモと王蛇は何しに出てきたお前ら。
あとクウガｿｽ。青空に「空牙」の達筆のカットは格好よかったのに。